オースティン米国防長官が今月1日に入院したのは前立腺がんの手術を受けた後の合併症によるものだったと、ウォルター・リード米軍医療センターの医師団が9日公表した。
医師団の声明によると、オースティン長官(70)は昨年12月上旬に受けた定期検診で前立腺がんが見つかり、同月下旬に全身麻酔で切除手術を受けた。その後退院したが、感染症にかかり腹水がたまって腸閉塞を起こしたという。
複数の議員はオースティン長官がホワイトハウスや議会に入院を数日間報告せず、米軍の指揮体制が機能不全となるリスクが露呈したことを問題視し、国防総省により詳細な説明を求めていた。
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医師団は声明で、オースティン長官は「入院中、着実に回復している」とした上で、「感染症は治まった。経過は順調で、時間はかかるかもしれないが完治するとみている」と説明した。
一部共和党議員はオースティン長官の辞任を要求。ホワイトハウスと国防総省は連絡がつかなくなったり、対応能力を失った閣僚に関する手順の見直しを発表した。
医師団によれば、オースティン長官は1日からの入院中、意識を失っておらず、麻酔もかけられていないという。
原題: Austin Was Hospitalized Over Complications From Prostate Surgery(抜粋)
(医師団の発表内容や背景を追加して更新します)
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