シリアで拘束され、2018年10月に解放されたフリージャーナリストの安田純平さんが、外務省がパスポートの発給を拒否したのは違法だとして、国に処分取り消しなどを求めた訴訟の判決が25日、東京地裁であった。品田幸男裁判長は発給拒否は「裁量権の逸脱または乱用にあたる」とし、処分を取り消した。
安田さんは15年にトルコからシリアに入国し、武装組織に拘束された。約3年4カ月後に解放され、帰国。新しいパスポート発給を申請したが、外務省が拒否した。
品田裁判長は「海外渡航の自由への制約は、合理的でやむを得ない限度しか許されない」と指摘。安田さんに5年間の入国禁止措置を課していたトルコと近隣国だけでなく、それ以外の国への渡航まで制限したことは違法だと判断した。
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