[ワシントン 5日 ロイター] - 米連邦最高裁判所は5日、11月の大統領選に向けた西部コロラド州の共和党予備選へのトランプ前大統領の出馬を認めないとした同州最高裁判断の是非について審理することを決定した。
2月8日に口頭弁論を開く。コロラド州予備選が3月5日に予定されており、判断を急ぐ意向だ。
コロラド州最高裁は昨年12月、支持者らの議事堂襲撃をあおったトランプ氏は、反乱などに関わった者が公職に就くこと禁じる憲法の規定に抵触したと判断。同州大統領選で出馬資格を認めないとした。 もっと見る
これを受けてトランプ氏は今月3日、判断を不服として連邦最高裁に上訴していた。 もっと見る
トランプ氏の広報担当、スティーブン・チャン氏は連邦最高裁が審理を決めたことを歓迎。トランプ氏の出馬資格を剥奪しようとする試みは「有権者の権利を奪ってでも、11月のトランプ氏の合法的な大統領再選を阻止しようと躍起になっている左派の政治活動家による多大な資金をかけた工作の一環だ」と述べた。
連邦最高裁は6対3で保守派の判事が多数派を占める。このうち3人はトランプ氏が大統領在任中に指名した。
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