急進左派カスティジョ氏が当選ケイコ氏敗北受け入れ―ペルー大統領選 - 時事通信ニュース

2021年07月20日10時34分

ペルー大統領選候補者で急進左派のペドロ・カスティジョ氏＝６月１５日、リマ（ＡＦＰ時事）

　【サンパウロ時事】南米ペルーの全国選挙審議会（ＪＮＥ）は１９日、６月６日に実施された大統領選の決選投票で、小学校教師の急進左派ペドロ・カスティジョ氏（５１）が当選したと発表した。就任は今月２８日で任期は５年。対抗馬であるフジモリ元大統領の長女で中道右派政党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ氏（４６）は結果の受け入れを表明した。

「カスティジョ政権」に不安の声　ペルー大統領選、いまだ決着せず

　集計ではカスティジョ氏がケイコ氏を４万４０００票余り上回ったが、ケイコ氏は不正があったとして一部票の無効を主張。投票実施から１カ月半がたっても勝者が宣告されない異常事態が続いていた。

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