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ケイコ・フジモリ氏の敗北ようやく決定…「いずれ真実は明らかになる」 - 読売新聞

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】南米ペルーの選管当局は19日、6月6日に行われた大統領選の決選投票で、急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)が勝利したと発表した。アルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で、中道右派のケイコ・フジモリ氏(46)は敗れ、親子2代の日系人大統領就任は実現しなかった。

 ケイコ氏が投票不正を主張し、約20万票を無効にするよう申し立てていたため、勝者の確定に時間がかかっていた。最終結果は、カスティジョ氏の得票率が50・126%、ケイコ氏が49・874%で、票差は4万4263票だった。

 発表を受け、カスティジョ氏はツイッターで、「歴史的な勝利だ。自由なペルーを共に築こう」と呼びかけた。建国200周年となる28日に就任する。

 ケイコ氏は発表前に記者会見を開き、「結果を認める」と敗北を受け入れたが、「いずれ真実は明らかになる」とも語り、不正があったとの立場は崩さなかった。

 カスティジョ氏は「富の再分配」などを訴え、地方の貧困層の人気を集めた。ケイコ氏は市場経済重視の立場を強調して都市部の富裕層らの支持を得たが、及ばなかった。

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