【コロンバス（米オハイオ州）＝寺口亮一、アトランタ（ジョージア州）＝渡辺晋】８日に投開票が行われた米中間選挙で、３５議席が争われた上院議員（定数１００）選では、与党・民主党と野党・共和党が過半数を巡り激しく競い合う展開となった。両党の対立は根深く、米社会の分断が解消される兆しは見えない。
製造業が衰退した「ラストベルト」に位置する中西部オハイオ州では、トランプ前大統領の支持を受けたベストセラー作家Ｊ・Ｄ・バンス氏（３８）が共和党から上院選に出馬した。
薬物中毒だった母の下で育った半生をつづった自叙伝で有名になったバンス氏。下院からのくら替えを狙う民主党のティム・ライアン氏（４９）に対するリードを選挙戦終盤で広げたと伝えられていた。コロンバスのホテルのパーティー会場では、陣営関係者が「バンスを上院に送り込もう」と呼びかけると、歓声が上がった。
ジョージア州では、民主党現職のラファエル・ワーノック氏（５３）と共和党のハーシェル・ウォーカー氏（６０）が接戦を繰り広げた。
からの記事と詳細
https://ift.tt/vsV6Lqx
世界
Bagikan Berita Ini
0 Response to "民主側「トランプ氏追い出したい」…共和党と激しく対立、社会分断解消の兆し見えず - 読売新聞オンライン"
コメントを投稿