Search

ゼレンスキー氏「大量破壊兵器に匹敵」 露インフラ攻撃を非難 - 産経ニュース

ウクライナのゼレンスキー大統領(大統領府ホームページより、共同)

ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、オンライン形式で出席した北大西洋条約機構(NATO)加盟国国会議員会議で演説し、電力などの重要インフラを標的としたロシア軍のミサイル攻撃により何百万もの国民が電力や水、暖房を失って命の危険にさらされているとし、「大量破壊兵器の使用に等しい犯罪だ」と非難した。その上で対露制裁の強化や防空能力の向上への支援を各国に求めた。

演説でゼレンスキー氏は「ウクライナはロシアの専制主義から欧州の自由と平和を守るために戦っている」とも強調した。

ロシアは10月上旬からウクライナの重要インフラに対する攻撃を強化。ウクライナでは電力関連施設の約50%が損傷し、電力不足が深刻化している。ロシアはインフラ攻撃でウクライナの継戦能力を低下させる思惑だとみられている。

ゼレンスキー氏はまた、露軍の占拠下にある南部ザポロジエ原発で再び砲撃が報告されたことを踏まえ、「原発事故を起こさないことにウクライナと欧州は心を砕いている」と指摘。多数の人命が失われる悲劇を防ぐためにも国際社会はロシアに侵略を早期に断念させるべきだと訴えた。

ザポロジエ原発を巡っては、国際原子力機関(IAEA)が20日、19日から20日までに計12回以上の砲撃があったと発表。重大事故が起きる恐れがあるとして戦闘の停止を求めた。ロシアとウクライナは、砲撃は相手側によるものだとして互いに非難している。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細
https://ift.tt/RuAUzyO
世界

Bagikan Berita Ini

0 Response to "ゼレンスキー氏「大量破壊兵器に匹敵」 露インフラ攻撃を非難 - 産経ニュース"

コメントを投稿

Powered by Blogger.