米大手投資会社ブラックストーンのスティーブン・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)は、ホワイトハウス返り咲きを狙うトランプ前大統領を支持しない意向を明らかにした。共和党に巨額の寄付を行うシュワルツマン氏は、同党は前に進むべきだと述べた。
トランプ氏、2024年米大統領選に正式出馬-党内ムード意に介さず (2)
「共和党は新しい世代の指導者に目を向けるべき時だ。そうしたリーダーの1人を私は予備選で支援するつもりだ」とシュワルツマン氏は声明で述べた。
同氏のトランプ離れはニュースサイトのアクシオスが先に報じていた。
15日には同じく投資会社大手シタデルの創業者ケン・グリフィン氏がトランプ氏を「負け犬」と表現し、再選を目指すべきではないと発言。資産家のグリフィン氏は先週、フロリダ州のロン・デサンティス知事を支持すると明らかにしている。
シュワルツマン氏がトランプ氏を支援するようになったのは、2017年12月以降。直接および間接的に同氏を支援するコミティーにこれまで合計370万ドル(約5億2000万円)を寄付している。
原題: GOP Mega-Donor Schwarzman Will Back ‘New Generation’ Over Trump(抜粋)
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