林外相は24日、中央アジア5か国外相との会合を東京都内で開いた。人材育成や脱炭素の技術開発などを支援し、中央アジアの持続可能な発展に向けた協力を強化していくことを確認した。中央アジアに強い影響力を持つロシアや中国をけん制する狙いだ。
5か国は旧ソ連圏のウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン。
林氏は会合後の共同記者発表で「ロシアによるウクライナ侵略をはじめとする国際情勢の激変により、中央アジアは多くの課題に直面している」と指摘。その上で、「中央アジア諸国がバランスの取れた外交を展開できるようお手伝いしたい」と語り、日本の支援を通じ、中露への依存度を低減させたい考えを強調した。
具体的には、中央アジアの物資の輸出拡大を念頭に、ロシアを経由しない輸送路について検討するため、来年前半にシンポジウムを開き、日本と中央アジアの協力を模索していくことで一致した。
また、単純労働の分野で外国人の就労を認める「特定技能制度」などを活用し、中央アジアの経済発展に向けた連携を模索していくことについても議論した。
からの記事と詳細
https://ift.tt/7JXldzS
世界
Bagikan Berita Ini
0 Response to "ロシア経由しない輸送路検討へ来年シンポ開催…日・中央アジア5か国外相会合 - 読売新聞オンライン"
コメントを投稿