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オミクロン株 軽症・無症状から“症状悪化”の感染者相次ぐ|NHK 大分県のニュース - NHK NEWS WEB

感染が急拡大している新型コロナウイルスのオミクロン株。
重症化リスクが低いとされていますが、大分県内で当初、軽症や無症状だったものの、その後、酸素投与が必要な「中等症」まで悪化した感染者が年明けから27日までで少なくとも12人相次いで確認されていることが県への取材で分かりました。

大分県によりますと、県内では新型コロナウイルスのオミクロン株による感染が急拡大した年明けから27日までに確認された感染者は、3743人に上っています。

感染が判明した時点では▽重症者はおらず、▽中等症は2人で、▽そのほかは全員、無症状か軽症だったということです。

しかし無症状か軽症だったものの、その後、肺炎を引き起こすなどして酸素投与が必要な中等症まで症状が悪化した感染者が、27日までで少なくとも12人相次いで確認されていることが県への取材で分かりました。

このうち、▽80代が6人、▽70代が3人、▽60代が1人、▽それに50代が2人と、ほとんどが重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者で、いずれもがんや高血圧、それに糖尿病などの基礎疾患があったということです。

感染の拡大に歯止めがかからない中、県はこうした状況が続けば医療機関への負荷がさらに高まるおそれがあるとして、危機感を強めています。

【専門家「かぜと同じと決めつけるのは時期尚早】
こうした状況について感染症が専門の大分大学医学部附属病院の平松和史副病院長は「オミクロン株も従来株と同じで、感染してから時間の経過とともに症状が悪化することはある。まだ分かっていないことも多く、“かぜと同じ”と言う人が多いが決めつけるのは時期尚早で違う」と指摘し、警戒感を示しました。

そのうえで、「デルタ株に比べて重症化率は低いとはいえ、このままのペースで感染者数が増え続ければ、結果として中等症や重症の感染者が増え、医療の現場がよりひっ迫した状況に陥るおそれがある」と話し、感染しないための対策の徹底を求めました。

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