中国国家衛生健康委員会は11日、世界保健機関（ＷＨＯ）の専門家が新型コロナウイルスの起源を調査するため14日に同国を訪問すると発表した。ＷＨＯは先週、調査チームの中国入国の遅れに批判的な見解を示していた。こうした非難は異例。
フィリピンは2023年までに１億人余りに上る全国民のワクチン接種を目指しており、ワクチンメーカーとの詰めの協議を行っている。マレーシアは米ファイザー・独ビオンテック製ワクチンの購入を1220万回分追加して計2500万回分とすると発表。人口の39％の接種をカバーするには十分となる。
オーストラリアのクイーンズランド州はブリスベンを対象とした３日間のロックダウン（都市封鎖）を解除する。前日の時点での新規感染はゼロだった。感染予防のため店舗や飲食店での一部の制限措置や公共の場での室内におけるマスク着用義務づけは継続する。
米ジョンズ・ホプキンズ大学の 集計データによれば、世界の新型コロナ感染者数は計9000万人を突破し、死者数は計193万人を上回った。
米議会の担当医は10日、暴徒が６日に議事堂を襲撃した際、安全確保のため一室に収容された複数の議員らが感染者と濃厚接触した可能性もあると指摘した。
米議会警察の警官と衝突した暴徒（１月６日）
写真家：Stefani Reynolds / Bloomberg
原題： WHO to Visit China; Philippines Plans Vaccinations: Virus Update（抜粋）
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