【ベルリン、ブリュッセル共同】ドイツの専門家で構成するワクチン委員会は28日、英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、18~64歳に限り接種を推奨する方針を明らかにした。65歳以上は有効性評価の「データが不足している」という。一方、同社ワクチンの欧州連合(EU)への供給が大幅に遅れる問題で、ミシェルEU大統領は同社の提訴を検討する考えを示した。欧米メディアが伝えた。
アストラゼネカは同日、65歳以上にも効くことを示す試験結果があると反論した。EU医薬品当局は29日にも同社ワクチンの販売許可を勧告するか否かを決める見通し。
日本は同社側と6000万人分のワクチン供給を受ける契約をした。英国では1月に接種が始まり、ジョンソン首相は「全ての年齢層に効くという証拠がある」と訴えている。
欧州メディアによると、同社は「製造上の問題」で、3月末までの供給量を予定より6割削減すると通告した。 (共同)
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