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豪州が国歌を変更、歌詞の「若い国」に先住民から不満 - 読売新聞

 【ジャカルタ=一言剛之】オーストラリア政府は1日、国歌の歌詞の一部について「我々は若く(young)自由だ」から「我々は一つで(one)自由だ」に改めた。英国の植民地として開拓され、20世紀に建国された「若い国」とした歌詞に対し、約6万年の歴史がある先住民などから不満が出ていた。

 豪州の国歌「アドバンス・オーストラリア・フェア」は、植民地時代の1878年に作曲され、1984年に正式に国歌に定められた。その後、歌詞の変更は今回が初めてで、スコット・モリソン首相は1日の記者会見で「全てのオーストラリア人のための変更だ」と述べた。

 歌詞を巡っては、先住民の歴史を無視しているとして、複数のラグビー選手が試合前の斉唱を拒むなど、国民的な議論も呼んでいた。新たな歌詞は、最大都市シドニーのあるニューサウスウェールズ州のグラディス・ベレジクリアン州首相が提案した。

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