東欧ベラルーシからの亡命者を支援する団体の代表を務める活動家男性が、隣国ウクライナの首都キエフの公園で遺体で見つかった。欧州メディアによると、男性はキエフを拠点にする「ベラルーシの家」のビタリー・シショフ氏。2日にパートナーから日課のジョギングから戻らないと通報があり、3日朝になって、公園で首をつった状態で発見された。警察は自殺を装った殺人の可能性もあるとみて、捜査を始めた。
欧州最後の独裁国家とも非難されるベラルーシでは昨年、ルカシェンコ大統領の6選に抗議するデモが続き、弾圧を逃れようと国外に亡命する人が相次いでいる。シショフ氏も昨年に脱出。その後、監視や尾行をされているようだと仲間らに話していたとの情報もある。
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