2021年08月13日13時04分
【ニューデリー時事】駐留米軍の撤収完了を目前に控えたアフガニスタンで、反政府勢力タリバンが12~13日にかけて、人口第2位の南部カンダハル、第3位の西部ヘラートの2州都を制圧した。タリバンは西部バドギス州のカライナウ、南部ヘルマンド州のラシュカルガの両州都も奪取したと宣言しており、タリバンが押さえた州都は34都市中14カ所に達した。
タリバンは声明で「大きく、戦略的な州を制圧した」とヘラート攻略の意義を強調。ヘラート州議会議員らも取材に対し、陥落を認めた。イランとの交易拠点となっているヘラート、パキスタンと首都カブールを結ぶ要衝のカンダハルをタリバンに奪われ、政府側はさらに大きな打撃を受けた。
米英両国は12日、在アフガン大使館員の退避を支援するため、カブールにそれぞれ軍を増派すると発表した。タリバンはこの日、カブールの南方約130キロの都市ガズニを攻略しており、首都侵攻を警戒したものとみられる。
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