
米国防総省によると、アフガニスタンの首都カブールの空港で8月17日、米軍機や一部の民間機の発着が再開された。同国を制圧したイスラム主義組織タリバンの幹部は、兵士に規律のある行動を命じたと明らかにした。 米軍は、アフガンから外交官や民間人を退避させる航空便を再開した。 首都カブールの空港では、タリバンによる制圧を受けて何千人もの人々が滑走路に押し寄せ混乱していたが、現在は解消した。 陸軍のウィリアム・テイラー少将 「退避のスピードは上がるだろう」 陸軍のテイラー少将は、空港の状況が安定していれば、米軍は1日あたり5000―9000人をカブールから避難させることができると述べた。 国防総省のカービー報道官 「コミュニケーションはある」 国防総省のカービー報道官によると、空港での敵対行為を避けるため米軍はタリバンの指導者と連絡を取っているという。 カービー報道官 「空港にいる指揮官は、空港の安全を確保するのが任務だ。その任務遂行のために必要なあらゆる交流を行うべきだ」 タリバンは戦わずして首都を制圧し、1週間で状況は急展開した。 テイラー少将は、毎時1便の離陸を目標とし、17日中に1000人増の合計4000人の米軍が空港に到着すると述べた。 カブール周辺に残っている米国人は5000─1万人とみられ、数万人以上のアフガン国民も国外退避を希望している。
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