旧ソ連ベラルーシの女子選手がコーチ陣を批判した後に帰国を指示され、亡命を求めた問題は東京オリンピックを揺るがしている。「欧州最後の独裁国」といわれるベラルーシでは、国を代表するスポーツ選手ですらひどい扱いを受けてきた。「人間への侮辱」と感じる拘留生活を体験した一人の選手が実態を語った。
「私は罪を犯していない。ただ平和的に自分の意見を表明しただけだ」。ベラルーシのプロ女子バスケットボール選手、エレーナ・レフチェンコさん(38)はオリンピック開幕直前の7月21日、滞在先のギリシャから毎日新聞のオンライン取材にそう訴えた。
レフチェンコさんは2020年9月30日、首都ミンスクの空港からギリシャに出国する直前に捜査員に身柄を拘束された。容疑は同年8月9日の大統領選後に起こった「無許可」の抗議活動に参加したこと。裁判所から15日間の拘留を言い渡…
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