2021年08月17日08時46分
【ワシントン、モスクワ時事】米国務省のプライス報道官は16日の記者会見で、反政府勢力タリバンが全権を握ったアフガニスタン情勢について、「将来のアフガン政府との関係はタリバンの行動次第だ」と語った。その上で、女性の権利を尊重し、テロリストをかくまわない国とは協力する用意があると強調。タリバンが加わる政権を承認する可能性を排除しなかった。
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プライス氏は、ハリルザド・アフガン和平担当特別代表がカタールの首都ドーハにとどまり、タリバン側と対話を続ける方針だと明らかにした。一方で「(アフガンで)権力の正式な移行はない」との認識も示した。
また、ブリンケン国務長官は16日、中国の王毅外相、ロシアのラブロフ外相らと電話会談し、アフガン情勢について対応を協議した。ロシア外務省によると、米ロ外相は新たな状況下での包括的な対話の条件整備に向け、国連や中国、パキスタンなどの代表の参加を得て協議を継続することで合意。ラブロフ氏は中国の王毅外相とも電話会談した。
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