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タリバンの政権掌握は、日本に住むアフガニスタンの人々にどう映っているのでしょうか。アフガニスタンの前駐日大使に取材しました。 バシール・モハバット前駐日アフガニスタン大使 「(タリバンの政権掌握が)こんなにはやいペースで・・・、予測していなかった」 来日45年目を迎えるというバシール・モハバット氏。今年1月まで駐日アフガニスタン大使を務めていました。モハバット氏は今回、タリバンが政権を掌握したことについて、まずはそのスピードに驚いたと言います。 金平茂紀キャスター 「空港に人々が殺到して・・・、御覧になってどう思いましたか?」 バシール・モハバット前駐日アフガニスタン大使 「誰でも空港に行けば飛行機に乗れて、そのまま脱出できる。そういう噂が(流れていた)。残念なことが起きた」 タリバンは当初の記者会見で、敵対勢力について、罪に問わず恩赦を与えると融和姿勢を強調しました。また、女性の権利や社会活動に対しては、イスラム法にのっとると答えるにとどまっています。このように融和を打ち出したタリバンですが、市民のデモ隊に向かって発砲し、3人が死亡するなど、混乱が続いています。 タリバン広報官・19日 「米国やヨーロッパなど各国は、我々と外交的な方法で接してほしい」 対外的には、「良好な経済、良好な貿易を希望する」と呼びかけているタリバン。その一方、新政権については民主主義を否定し、イスラム法に基づいて統治することを表明しています。 こうした中、モハバット氏は、アフガニスタンには民主主義を求める国民が大勢いるとしたほか、タリバンに対しては国際社会からの圧力もあるとして、まだ希望は捨てていないと言います。 バシール・モハバット前駐日アフガニスタン大使 「とにかく20年間で(民主主義を)手に入れていた。民主主義を守ってほしいというのが、みんな(アフガニスタン)国民の望み。私も国民も世界も良い方向に祈っています」 (21日15:46)
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