【AFP=時事】イランのガセム・ソレイマニ(Qasem Soleimani)司令官が米軍の無人機攻撃で殺害されてからまもなく1年を迎える中、イランのサイード・ライシ(Sayyed Raisi)司法府代表は1日、殺害に関与した者に「地球上に安息の地はない」と警告した。
ライシ氏は、首都のテヘラン大学(Tehran University)で開催されたソレイマニ氏の追悼行事で、攻撃を命じたドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領だろうと「裁き」を免れることはできないと訴えた。
ソレイマニ氏は昨年1月3日、イラクの首都バグダッドの空港で米軍の無人機攻撃により殺害された。これを受けてかねて険悪だった米国とイランの関係は劇的に悪化した。
ライシ氏は、「厳しい報復を目にすることになる。これまでのものはほんの一端にすぎない」と述べた。
さらに、「米大統領であろうと、殺害を実行または命令したと疑われる者が裁きを免れることができると思うな」と述べ、「この暗殺と犯罪に関与した者に、地球上に安息の地はない」と警告した。
この追悼行事には、シリアやイラク、レバノン、イエメンといった中東の同盟諸国の代表も出席していた。
【翻訳編集】AFPBB News
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