【ロンドン=池田慶太】先進7か国(G7)は24日、アフガニスタン情勢に関する緊急首脳会議をオンライン形式で開き、イスラム主義勢力タリバンへの対応などを協議する。議長国・英国のジョンソン首相は、8月末とする米軍撤収期限の延長をバイデン米大統領に要請する見通しだ。複数の英メディアが報じた。
英国は現在、1000人近い英軍部隊をカブールの国際空港に派遣し、米軍と協力して自国民やアフガン人協力者らの退避を進めている。しかし、空港には数千人のアフガン人が押し寄せて混乱しており、AFP通信によると、23日には、空港入り口で何者かと銃撃戦になったアフガン警備員1人が死亡した。英政府は米軍が撤退すれば空港が閉鎖され、自国民らの一部がアフガン国内に取り残されるとの懸念を強めている。
G7は19日の外相会合で、出国を希望する全ての人を早急かつ安全に退避させることが喫緊の課題だとの認識で一致した。首脳会議ではこうした方針を再確認するほか、タリバンが主導する新政権に人権を尊重させ、テロの脅威を国際社会に与えさせないための方策が議論される見通しだ。
からの記事と詳細
https://ift.tt/3yauhjN
世界
Bagikan Berita Ini
0 Response to "カブールの空港で銃撃戦、警備員死亡…英首相が米軍駐留の延長要請へ - 読売新聞"
コメントを投稿